ISOとは?認証を取得している工場は何が違うのか解説!

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ISOとは?

皆さんはISOと聞いてどんなものか想像出来ますか?
家具等を購入した際に、目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはどういったものなのか分からない、という方が多いのではないでしょうか?

ISOとは、スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関である国際標準化機構
【International Organization for Standardization】
の略称になります。(とっても長い!)

読み方はそのまま『アイエスオー』もしくは『イソ』と読みます。
ISOの語源は、ギリシャ語の「isos=相等しい」から来ているのだそうです。

因みにカメラのISOは、カメラ自体の光を捉える能力値を指すものなので全くの別物です。

ISOの活動内容は?

ISOの主な活動は国際的に通用する規格を制定することであり、ISOが制定した規格をISO規格といいます。身近な例として、非常口のマーク(ISO 7010)やカードのサイズ(ISO/IEC 7810)といったISO規格が挙げられます。これらは製品そのものを対象とする「モノ規格」です。

一方、製品そのものではなく、組織の品質活動や環境活動を管理するための仕組み(マネジメントシステム)についてもISO規格が制定されており、その中でも品質マネジメントシステム(ISO9001)が有名です。
これを取得していると、『当社は国際基準の品質マネジメントシステムを構築している!』と胸を張って内外へ発信出来ます。

反面、運用・維持するための工程や手順を厳密に定めなければなりません。
また、第三者の認証機関による審査が実施され、品質管理上の問題点があれば厳しい指摘を受けます。
単に書面審査だけでなく、現場立ち入り検査も行なわれ、品質管理のルールが適切かどうかも審査され、適切に運用されていなければ認証を受けることが出来なくなります。
(筆者も過去に審査の担当になったことがありますが、審査日は疲労困憊でした)

ISO認証を受けるとどうなる?

先ほどお伝えしたように、厳密な審査内容をクリアして認定を受けた会社や工場、倉庫は社会的な信頼性を高めることが可能になります。
取引相手には「継続的な業務の改善が続いている企業」という印象を与えることが出来るので、企業全体の信頼性向上につながります。

LOOKITで販売しているオリジナル商品は、このISO認証を受けた工場で生産されておりますので、お手に取って国際基準を感じて頂ければと思います。