家具の組み立てを失敗しないようにするには?確認すべき13項目!

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ネットショッピングでおしゃれな家具を見つけたのに、組み立て式の家具だった!ということが多いですよね。
ちょっと億劫になってしまう組み立て家具ですが、上手に完成させるイメージができれば面倒くささや失敗を少しでも払拭できるのではないでしょうか?

組み立て家具を組み立てる前に準備・確認するもの

家具を組み立てる前に必要なポイントがいくつかあります。
上手に安全に組み立てるためにも、下記のポイント押さえておくと良いでしょう。

納品方法の確認

まずは納品方法を確認しましょう。安くて注文したはよいけど、エレベーターのないマンションで車上渡しの場合はどうしようもありません。必要に応じて商品の受け取り当日に人員を用意しておきましょう。

軒先渡し 大型の家具であっても、ドライバーが持ってきてくれるのは玄関まで。室内までの搬入はありません。
車上渡し 大型の家具であっても、トラックからの荷下ろしを自分で行わなければなりません。

室内の作業スペースの確保

家具のサイズだけで考えていませんか?
組み立て家具の場合は、パッケージを開封し、部品を広げて組み立てしなければなりません。
安全に組み立てるためにも、充分なスペースを確保しておきましょう。

説明書

説明書を取り出して熟読しましょう。
説明書に記載されている、必要な工具、同梱されている部品、組み立て順序、注意事項などをしっかり確認することで、失敗を防ぐことができます。家具によって、順番を間違えると組み立てられないものや、一度はめると外しずらいパーツがあったりします。後で読んでおけば良かったと後悔しないように、内容をしっかり確認しましょう。

必要な工具

説明書に記載されている工具を準備しましょう。六角レンチなど専用の工具が同梱されている場合もあります。万が一、怪我しないためにも軍手も用意を忘れずに!
プラスドライバーは附属工具より電動工具を使う方が楽で怪我も避けられますが、ねじのサイズが合うかしっかり確認しましょう。

部品の確認

説明書に組み立て用の部品が記載されています。わかりやすく絵で記載されていることが多いかと思いますが、まずは部品がそろっているか、数の確認(予備含む)、キズ、ひび割れや凹みがないか確認しましょう。
部品のうち、ボルトやねじ、専用工具などは一目でわかるようにパッケージになっている場合もあります。そして、似ているボルトやねじの長短は注意して取扱いましょう。長短を間違えると、天板など突き抜けたり、ゆるくて組み立て後に壊れる原因になります。

組み立て順序の確認

どのパーツから組み立てるのか、順序をしっかりと確認しておきましょう。
部品の確認でも触れたように、ボルトやねじの長短や、部品の左右、上下、前後、裏表を間違えないようにしましょう。
あらかじめ部品の木に加工がされていて穴があるのに、上下逆にしてしまったがために穴のないところにねじを打ち込んでしまい、木が割れてしまったなんてこともあります。
ねじ止めなどをする前に、間違えがないか都度確認すると良いでしょう。

1人で完成できるか

大型の家具に限らず、説明書に2人以上で組み立てることを推奨している家具もあります。失敗や怪我をしないためにも、可能な場合は2人以上で組み立てましょう。

床や壁の保護

開封した段ボールや梱包材で床や周りの壁を保護しましょう。
組み立て中の家具はバランスが悪く、思いがけず倒れてしまうこともあり、床や壁にキズ付けてしまうこともあります。賃貸住宅の場合はのちのち大事になってしまうかもしれませんので、しっかり保護しておくことが重要です。

組み立て家具を組み立てる

説明書の順序

組み立て前に熟読しても覚えておくのは難しいものです。しっかり順序を確認しながら行いましょう。
最悪な場合だと、引っ越し業者からも解体を断られるような最近はやりの輸入家具で、行程を戻すことができない家具もあります。

部品の整理

確認した部品を全て梱包から外し、できれば説明書の順序どおりに整理しておきましょう。組み立てがスムーズになり、あれ?あの部品どこいった?がなくなります。
また、誤ったパーツを選択してしまうことも防げるでしょう。

ボルトやねじの締め方

説明書の順序通りとはいえ、ボルトやねじの順序まで書いていない場合もあります。その際はバランスを考えて順番に、四隅の場合は、時計回りではなく、車のタイヤ交換のように対角で途中まで仮締めします。
仮締めで問題なければ、さきほどと同じ順番で本締めしましょう。一気に締めすぎるとバランスが悪くなったり最悪、壊れてしまうかもしれません。

ボルトとねじの本数の確認

すべて組み立ておわってからでは大変なので、行程の途中で、ボルトとねじの本数を確認しましょう。部品の確認の際にボルトとねじの本数を確認したかと思いますが、使い切ったもしくは予備の本数があっていなければ自立はしていても締め漏れているかもしれません。

他の附属品の取付

最後に本体以外の附属品の取付けで、ねじの目隠し、底のキズ防止や滑り止めのシールなど忘れずに取付しましょう。

せっかく購入した家具が簡単に壊れてしまっては元も子もありません。
怪我もしたくないですよね。
説明書の順序を守って安全に組み立てるための参考にしていただき、長く愛用してください。