【2024年版】オフィス家具のプロが選ぶ!おしゃれなのに疲れない在宅ワークにピッタリのデスクチェア

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在宅ワークやフリーランスでクラウドでのお仕事などご自宅で作業をされている方が増えていますがその作業環境は万全ですか?
寝ても体の疲れがとれない、頭痛が続く、腰痛に悩んでいる。そのお悩み作業環境を改善することで負担を軽減できるかもしれません。
ではその作業環境を大きく変えることができるのはデスクチェアです。
デスクチェアごとの特徴を踏まえてあなたにピッタリのデスクチェアをオフィス家具のプロがご紹介します。

疲れないデスクチェアに必要なポイント

長時間のデスクワークでも疲れにくいチェアには一般的なチェアと違い、素材や特殊な機能など体の負担を和らげるためのポイントが多数存在します。自分に合ったポイントをしっかりとおさえて快適なデスクワーク環境を整えましょう!

疲れにくいチェアによく使われる素材を3つピックアップ

体の形に合わせてフィットするモールドウレタン素材

密度が高くチェアの形に合わせて形成するモールドウレタンは体の形に合わせてフィットするので長時間座っているとチェアにダイレクトにかかる圧力を適正に分散し蓄積する疲労を緩やかにし負担を軽減してくれる素材です。



モールドウレタンは高い耐久性も兼ね備え、新幹線や自動車のシートにも採用されているので信頼性も高い素材です。

弾力と伸縮性に優れたエラストマーメッシュ

ゴムのような弾力でしっかりと体全体を支え、優れた伸縮性が体にフィットししなやかに体圧を分散してくれます。通気性もよく、年間通して疲れにくく快適にデスクワークが可能です。

チェアによっては太ももが当たる部分にのみモールドウレタンを使用し素材ごとの良さを掛け合わせることで、より快適な作業環境を実現しています。

コイルスプリングなどで肉厚なレザーチェア

高級ソファにも使われる「高反発ウレタン」や「シリコンフィル」、「コイルスプリング」などをレザーチェアの内部に使用することで肉厚で長時間の座位にもまるでソファでくつろいでいるかのような座り心地を実現します。

一言にレザーチェアと言っても中の構造やレザーの種類によっても疲れにくさに天と地ほどの差がありますので座り心地にもこだわるのであれば是非チェックいただきたいですね。

疲れにくいチェアに必要な機能の4つをご紹介

腰痛など腰への負担を軽減してくれるランバーサポート(腰当て)

腰痛でお悩みの方には、しっかりと正しい着座姿勢に導くチェアをお選びいただきたいです。
では、正しい姿勢とはどのようなものかというと、背中が丸まっておらず背骨がゆるやかなS字カーブを描いている姿勢が腰への負担が少ない状態だと言えます。
そのような姿勢を保つため腰に負担が掛からないように腰が当たる部分で体圧によりかかる負担を和らげ、自然とS字カーブをつくる効果を発揮するのがランバーサポートです。

形状は様々で、高さや角度、強さなどを調整できるタイプもあり座る人により腰の位置も違うのでしっかりと合わせて支えることが疲れないチェアには重要です。

肩の疲れを軽減するアームレスト

腕を置くアームレストなのになぜ腕ではなく肩の疲れを軽減するのか。
それは人間の腕が体重の15%〜20%程度の重量がありそれをアームレストにのせることで肩への負担を軽減させ、アームレストの素材によってはその体圧を分散するので肩こりや疲れの緩和につながります。

アームレストによっては高さ、角度、前後左右の調整が可能なので腕の長さ、デスクワーク時の癖などに合わせることができます。
体や癖に合った姿勢を維持することで疲れないチェアにより近づきます。

首や肩のコリの要因を減らすヘッドレスト

前傾姿勢で作業をする方には必要ないかと思われますが、適度な休息の際にも頭をヘッドレストに預けることは非常に重要で、頭の重量を支えている首の負担を軽減できるので疲れの要因を減らします。

しかし、ヘッドレストにも様々な形状があり固定式と可動式や大型、小型のサイズの違いなどがあります。身長にも合わせていただけるため可動式をお勧めしていますが、小型や大型のヘッドレストはフィットするサイズを見つけていただけたらと思います。

最適なリフレッシュに使いたいフットレスト

フットレストを使うことで小柄な女性で脚がつかない場合には脚がぶらぶらとさせるより太ももへの負担とむくみを防ぐことで疲れにくい姿勢に近づきます。

また、脚がしっかりと地面につく方でもフットレストに脚をのせることで後傾姿勢にすることができ太ももへの負担がかからず、しっかりと背中を預けることができるので自然と背骨をS字に導きやすいです。

疲れにくいチェアサイズの選び方

身長と背面高さの関係性

洋服にS、M、Lがあるようにデスクチェアにもローバック、ミドルバック、ハイバック、エクストラハイバックのような背面の高さがございます。

インテリアの観点で言うと、背面が高いほど圧迫感があり部屋が狭くなってしまうこともありますが身長の高い方が座る場合には背面も高さがないとしっかりと体を支えられず肩が浮いた状態にもなってしまいます。
長時間のデスクワークには疲れにくい背面の高さが高いものをお勧めします。
特に前述したようにヘッドレストがついたものが最適で、デスクワークによる疲れにくさと背面の高さには密接な関連性があります。

昇降機能の上下昇降高さ

「このチェアは上下昇降が〜cmできます」といったようなページのうたい文句をよく目にするかと思います。
しかし、大事なのは何cmから何cmまで対応が可能なのか、自分は何cmの高さが疲れにくく座れる高さなのかというところです。

座面が高く足裏がしっかりと床についていない状態では太ももに負荷がかかり、座面が低く座面から太ももが離れてしまっている場合にも疲れやすくなりベストな状態とは言えません。
そのため、身長に合った座面高さに対応したデスクチェアを選ぶか、一番低くしても脚がつかない場合には足置きを使うのも解決策のひとつです。

デスクチェアサイズと体の大きさの関係

一見似たようなデスクチェアでも座面の奥行と幅が大きく異なり、奥行きが大きすぎてチェアの背面に背中がしっかりと当たらないという場合もございます。

また、座面によって脚の形にフィットするような形になっていることもあるので体格の大きな方は座面も大きなタイプをお勧めします。

おしゃれなデスクチェアの特徴

お部屋のテイストに合わせやすい豊富なカラー

おしゃれなデスクチェアに欠かせないのはお部屋との調和です。
カラーがごちゃごちゃしているよりある程度トーンをお部屋に合わせてチェアを選ぶことも重要です。
そのため多くの選択肢からカラーを選ぶことができればお部屋に合ったカラーが見つかる可能性も高くなるのでカラーの選択肢は多いほどお勧めです。

お部屋を広く見せるコツ

デスクチェアはコンパクトなタイプでもある程度の大きさがあるのでお部屋の広さも必要になってきます。
しかし、無理に小さなお部屋に大きな背もたれのチェアを合わせてしまうとお部屋に圧迫感を与え狭く見えてしまいます。
疲れにくいデスクチェアにて背面の高いチェアをお勧めしましたが、お部屋との兼ね合いでマッチするチェアを探すことがベストです。

チェアの素材が部屋に与える印象

チェアの素材によって部屋に与える印象は大きく異なります。
メッシュチェアには通気性もよく、チェアの奥が透けて見えることで軽快さや空間を広く見せてもくれる効果があり爽やかな印象になります。
布張りのクッションタイプは布地がメッシュなどと比較し温かみのある印象を与え、女性にも人気の素材です。
レザー張りについてはエグゼクティブと呼ばれるような役員用にも使われ、重厚感や高級な印象を与えるので男性に需要が高い素材です。
それぞれの特徴を理解し部屋の印象に合った素材を選ぶことがおしゃれなチェアの第一歩です。

プロが選ぶおしゃれなのに本当に疲れないデスクチェアランキング

これまで紹介した情報を踏まえて、価格帯別にオフィス家具のプロが選ぶ本当に疲れないおしゃれなデスクチェアをご紹介しますので肩こりや腰痛などでお困りの方はデスクチェア購入の際に参考にしてくだされば幸いです。

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まとめ

疲れにくいデスクチェアの条件で多くをご紹介させていただきましたが、まずは体に合ったデスクチェアを探すこと。
体に合っていないチェアを使い続けることで体に大きな負担が掛かり疲れが抜けにくい体になるだけでなく腰痛やむくみの要因にもなります。
デスクチェア以外にも快適なデスクワークのためにできることがありますので是非お試しください。

  • 長時間の作業であれば適度な時間で姿勢を変えたり体操や軽い運動をする。
  • デスクチェアが合わない場合には足置きで足が浮くのを防いだり、ランバーサポートを後付けで設置する。
  • スタンディングができる昇降デスクを用意する。

他にも腰痛や疲れない工夫があるので別の記事でも紹介させていただきたいと思います。